20世紀型の成功モデルは、今でも通用している

「20世紀型の成功モデルはもう通用しない」

とか、よく言いますよね?

私も、よし、これからは時代が変わるぞ!

今は過渡期だ、乗り遅れてはいけない。

……とか思って自己啓発に走ったわけですが。

今考えてみて……正直言って、まだまだ20世紀型の社会の常識がそのまま通用してるじゃないか!

と思っているのは私だけでしょうか?

現代の技術

たとえば企業の体質。

今だに、

「これからは変化しないと生き残れないぞ」

……って社内で言われてないですか?

すでに21世紀になって18年も経っているのに……(2018年時点)

いわゆる20世紀型の常識が、いまだに主流じゃないですか?

たとえば教育とか。

もちろん、教育改革とか行われているし、少子化だし、家族構成も価値観も変わってるし、ですから教育現場の雰囲気や、学校の経営方針もずいぶん変わったりしているのでしょう。

しかし、いまだに受験重視だし、大学行って、就職するというメインストリームは変わっていない。できるだけいい大学行って、できるだけいい企業に入るという流れは変わっていない……ように感じます。

ちょうど10年前くらい。

私の耳に入ってくる情報はだいたいこんなでしたよ。

「時代の流れが変わりつつある」
「早く変われた人が生き残る」
「大企業でさえ明日にはどうなるか分からない」
「会社に頼っていると危ない」
「日本の内側から、世界に目を向けるべき」
「現状維持が最大のリスク」
「規模の時代からスピードの時代へ」

……で、私もそう思いましたよ。そして、バスに乗り遅れるな! と焦りましたよ。

しかし、今。

基本的には良い大学に入り、きちんと就職活動をして、少しでも条件の良い企業に新卒で入り、できるだけ長く勤める……。

今でも、これは最も有力な成功モデルのまま生きています。

違いますか?

「現状維持こそリスクが高い」
「リスクを取らないことが最もハイリスクである」

と私たちはしばしば聞かされていますよね?

ただし、いわゆる20世紀型の、いわゆる旧態然とした成功モデル……それは他の選択肢と比較して、本当にそれほどリスクの高い選択肢になっているのでしょうか

もちろん、他の選択肢が増えており、今後さらにおそらく広がってゆくことでしょう。

しかし、情報に流されて、あまり焦った選択をするのもおかしなことです。

時代の変化は、早いようでいて遅い。遅いようでいて、いつの間にか変わっている。
それは往々にして、主観や感情と足並みがそろってはいないのです。