あなたのファンは誰なのか

「ファン(Fun)」という語は、感動的な、まるで夢のような……という意味を表す

「ファンタスティック(Fantastic)」

に由来します。

FantasticはFantasy(ファンタジー:空想、幻想)の形容詞形です。

熱狂的なファン

忍336



ファンとは、単なる「愛好家」以上のあなたの信者

「PNW」上で言う決定的協力者の2番目は

「ファン」

です。

端的に言うと、ファンというのは、あなたがやっていることを全面的に支持してくれる人のことです

と言っても、単に身びいきや情愛からあなたを応援したり、励ましたりしてくれる人……という意味ではなくて、彼らは、あなたの活動そのものに高い価値を認めてくれる、いわば熱烈な

「信者」

であり、かつ強力な

「伝道者」

です。

主要な顧客であることも少なくありませんが、ファンとは単に顧客、クライアントという意味ではありません。ヘビーユーザーとも同じではありません。

大きな違いは、一般には顧客というものはあなたの行為や活動の結果としての「商品やサービスパッケージ」など、つまり

「成果」

を買う側の人を指すわけですが、ファンと言える人はその成果だけではなく、それを生み出しているあなた自体に価値を見出していることです

たとえば、仮に他でまったく同じものが手に入るとしても彼らはあなたを選んで、あなたから得ることを求めるのです。

それどころか、仮に他にもっと良い商品やサービスが存在することを知ったとしても、それでも彼らはかんたんには離れません。

むしろ、それ以上のものを「あなた」が提供することを望むのです。

だからある意味で、ファンは同時にクレーマーでもあります。

しかしそのクレームは単なる批判のためのクレームではありません。

彼らはあなたをいつも励まし、自信を持たせ、ある場合にはあなたを叱咤し追い詰め、鞭打ってでも最終的にあなたから買うのです。

彼らは前提として「あなた」にしか求めないのです。

いわば完全なる固定化です。

こういう人をあなたの「ファン」と言います。

あなたの価値を認めてくれる人

ところで、今典型的な表現として「買う」と言いましたが、ここで言っているファンというのは別に必ずしも顧客や取引相手だけを指すわけではありません。

ファンはしばしば身内や家族かもしれませんし、友達や知人の中のひとりかもしれません。

あなたがしようとしていることが何であれ、その活動に全面的に賛同します。そして、その活動をしているあなたを信頼し、信仰しています。

また、あなたがそれを期待に適う高いレベルで提供できるということを信じています。

つまりファンが存在するということは、あなたが想定している何らかの目的の意義や有効性を高く評価してくれる人が少なくともひとりいるということを証明しています。

またそれをするあなたが今後どういった成長や変化を辿り、それが良いのか悪いのかを都度常に監視していてくれる立場にいます。

少なくとも「ひとり」のファンを探す

もし、あなたが何かの分野で成功しようとするなら、まずたった一人でも良いのでだれか

「あなたのファンになってくれる人」

を探すことから始めるのも手です。

探すって言うか……作るのです。

少なくとも一人、ファンができるということは、あなたの価値、あなたがしているそのことの価値を認めてくれる人が世の中に存在するということです。

逆に言うと、はっきり言って……あなた自身がいかに自信があろうと能力があろうと、ファンが0人という状態だと、それはあなたがしていることの価値を認めてくれる人がこの世にひとりも現われない可能性があるということを意味します。

まずこの可能性を排除することです。

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