自己啓発本の必要性を感じるのはいつ?

先に言っときますが、自己啓発なんて、すべての人が必要性があるようなものではないです。

ある意味、素直にただ人生をまっとうするというだけなら、自己啓発なんて余計なことでしょう。

ただし、これは少し保守的な? というか、少し乱暴な言い方でもあります。

さて、人はなぜ自己啓発を必要とするのでしょうか?

なぜ自己啓発本を読もうとするのでしょうか?

多くの人が、自己啓発本を手に取ろうとするとき、それはたいてい

「何か悩みがあるとき」

です。

ふだんは素通りしている書店の自己啓発コーナー。

そこでふと目に留まるのは、自分が抱えている悩みを言い当てられているかのようなタイトルです。

「え? それを解決できる方法が書いてあるの?」

もしかして、そこに答えがある……と思って買うわけですよね?

期待通りの効果があるかどうかは、読んでみないと分かりませんけど。

もうひとつは、たとえば

「出世したい」

「自立したい」

「成功したい」

……というように、常日頃から持っている願望や目的について書いてある本ですね。

これは意味的には悩みの解決と裏表の関係にあるとも言えるわけですが、ひとまず区別しておくと

「願望の達成方法を知りたいとき」

ということになります。

いずれにしろ、当然多くの人は必要に迫られて、それに対応する情報を探しているときに、その自己啓発本に出会うことになるのです。

で、それだけかというと、実はそうではなくて、それ以外にも、たとえば漠然と

「ためになりそう」

と思った場合にも自己啓発本を読む場合があります。つまり目的は定かではないけど人間にはそもそも知的好奇心や、学習意欲といったものが備わっているのです。

この場合を表現するなら、それは

「有益な知識を得るため」

です。

最後に、

「感情を満たすため」

という場合もしばしばあります。この場合には、内容は自己啓発的でも、読む意味はどちらかというと趣味とか娯楽に近い読み方ということになるでしょう。

人によっては、必要もないのに、だれが好きこのんでそんなつまらない本をわざわざ読むのものか……と考えるかもしれませんが。

意外かもしれませんが、自己啓発的なテーマそのものが好きな人もいるのです。

その場合、彼はそれを、まるで一本のドラマを見るような感覚で疑似体験しようとするのです。