自己啓発本とは、何が書いてある本のことか?

あなたにとっての、自己啓発本とは何でしょうか?

「自己啓発本」

と言われたときにあなたがイメージする典型的な本とは、たとえばどういったものでしょうか?

典型的な自己啓発本

最近の自己啓発ジャンルのランキングを見たら、このようなタイトルの本が並んでいました。

【敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法】

【うまくいっている人の考え方】

【一流の人に学ぶ 自分の磨き方】

【「行動できない」自分からの脱出法!】

また、有名なものとしては、もはや古典と言っても良いかもしれませんがたとえば

【七つの習慣】

【原因と結果の法則】

【エッセンシャル思考】

といった本は今でも多くの人に読まれ続けています。

上記のような本とは、いずれもごく端的に言えば、

「自分の考え方をより良くする」

ための本ですよね?

また、いわゆる

「人生論」

というタイトルが付いている本がたくさんあります。実際、多くの著者が自分なりの人生論を出版しています。

私は、人生論というのは本当なら自己啓発本とは異なるジャンルに置くべきだと思っていますが……でも、だいたいは同種の扱いにされてますね。

あるいは、

【眠りながら成功する】

【成功の9ステップ】

といった本も有名ですが、これらは成功をテーマにした本です。

いわゆる

「成功法則」

あるいは

「成功哲学」

と呼ばれる分野です。

ここも厳密には議論があって、成功法則と、成功哲学というのは、ぜんぜん違う意味です。

また、それ以外にもたとえば

「仕事の効率を上げる方法」

「人間関係を良くする方法」

「お金に困らない方法」

というように、自分が今置かれている状態を少しでも改善、向上しようとすることがテーマになっている本、これは無数にあります。

これらの多くはノウハウ本か、あるいは人生論に属しますが、両方を同時に扱っている本もあります。

人生論にしろ成功法則にしろ、これらは端的に言えば

「自分の人生を良くする」

手段を説明している本と見ることができます。その意味では共通しています。

また、たとえば他のどんな知識や経験だって、自分の考え方を変えたり、人生をより良くするきっかけになったりします。他の本だってある意味では同じ効果があり得ます。

ただ、自己啓発本が自己啓発本である所以は、具体的な事柄に照らしてそれらを解説するのではなく

「自分の考え方をより良くする」

「自分の人生をより良くする」

というテーマを直接に扱っているところです。そこが他のジャンルの本と違います。

考え方と、人生のありかた

ところで、先ほどはあえて分けましたが、実は

「自分の考え方をより良くする」

ということと、

「自分の人生をより良くする」

ということは当然密接な関連があります。

はっきり言って、これは結局は、少なくとも本として読む場合を想定すれば限りなく同じことだとさえ言えますよね?

つまり自己啓発本の意味は最も集約的に言うと、

「自分を変え、人生を変える」

ことです。

私たちはふつう、その方法を直接的に解説した本のことを

「自己啓発本」

と呼んでいるわけですね。