本当の仲間とは何か

協力してくれる仲間

おそらく一般的なイメージからすると受け入れにくいかもしれませんが……私は、本当の仲間とは、結局はまずこの4つのうちのどれかに当たる人物であるべきだと考えます。

① フロンティア
② ファン
③ ダブル
④ シンメトリー

以上が私が想定するPNW上で最も重要なグループ、そして「決定的協力者」というべき人物です。

忍336



いざという時、本当の仲間とはどんな人?

そして、これを考えているうちに強く思ったことがあります。

それは、この4タイプというのは、同時に

「自分が何か特定の目的を果たそうとする場合に最も重視すべきポイント」

を表しているということです。

結局、細かい作業ベースで協力してもらおうとか、あるいは、目的を限定せずに気の置けない相談相手が欲しいとか……たぶん、そういうことを思い浮かべているうちは、そもそも自分の目的がまだ明確でないということなのです。

その状態で、友達を増やそうとか、自分の人脈の幅を広げようとか思っても、それ自体が中心的な問題ではない……ということを私はあらためて思ったのです。

起業、独立するかどうか迷っているとき

ちょっと余談ですが、たとえば今は会社に勤務していて、これから独立しようかどうか迷っている人がいたら、ぜひ今のうちにまず以上の4つに当てはまる人物を探しておくことをお勧めします。

というか、今起業、独立しようか迷っている人は

「上記の4者が確保できる状況にあるかどうか」

を判断基準とすることができると思うのです。

極端に言うと、この4者がすでに確保できている場合、あなたが成功する確率は非常に高いと私は思います。

逆に言って周囲にこういった人物がまったく見当たらない場合には、独立してもすぐに頓挫する危険性がかなりあると感じます。

原則的に、そう感じる段階ではまだ会社にいたほうがいいです。

なぜなら組織に属していたほうが、周囲に存在するアクセス可能な人間の絶対数が圧倒的に多いので、協力者を前もって確保しやすいからです。

そして、その過程で自分の目標や計画もより明確になってくるからです。

もちろん独立したらしたで、それなりの相手と出会うことになるでしょう。

ただし、独立後に近付いてくる人物というのは、たいてい組織を前提に関わる人とはその種類も性質も大きく異なります

良く言えば……組織の中にいたときには決して出会うことができなかったような新しい人脈もできたりします。

ただ、それはそれで良いとしても、まず

「今の時点で必要な協力者が一人もいないのはなぜなのか?」

……とあらためて考え直すことも必要です。

むやみに人脈を求めても意味ない

多くの人は

「ご縁が大切」
「結局は人脈だ」

と考えます。

これは一面では正しいと私も思います。

多くの経営者や事業主があらゆるコネを開拓しようとして、精力的に経営者セミナーや勉強会に出席したり夜の社交も含む個人的なネットワーク作りに精を出したりしています。

まあそれもいいのですが、せっかくならばそのときにだれ彼構わず名刺を配りまくって他人の地位や実績の品定めばかりしていないで、その中に

「自分にとって(上記の4つのいずれかに当たる)決定的協力者となり得る人がいないか」

という視点で周りを冷静に見渡してみてください。

裏を返すと、実はそのことが、あまり望ましくない人間がいつの間にか自分のネットワークに紛れ込んでしまうのを防ぐことにもなるからです。

先ほども言いましたが、会社の中にいる時と違って、独立して仕事をしようとすると、実はさまざまな種類の人間がさまざまな思惑を持ってあなたに近付いてきます。

「来る者は拒まず」

というのもカッコいいですが、その中にはかなり胡散臭い人や、詐欺まがいの悪質な案件を持ち込んだり、あなたの資金をむしり取ろうとしてくるようなタイプの人も含まれます。

人脈というのはある意味で両羽の剣となる場合があるのです。

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