政治のニュース「決まってから言ってほしい」と思うのは私だけ?

新聞やテレビのニュースを見ていて……ずっと前からいつも思っていたことがあるのですが。

特に政治、国会関連のニュースを見ると毎回思うんですけど、それは

「途中経過とかどうでもいいから、全部決定してから言ってくれよ!」

ということです。

私だけですかね……。

たとえば、今たまたま見たところですと

「外国人材拡大法案 与党 あす採決を提案 衆院法務委」

というニュースが出ていましたが、それで私が感じるのは、

「……で?」

もちろん、社会的にある程度重要な問題だとは思います。

ていうか、重要な問題だから国会で審議するのでしょう。また、もちろん、外国人材の受け入れ拡大という事実が、

「私にはまったく関係ないから、知らん」

と言いたいわけではありません。

大ざっぱに言えば、これは日本人、日本社会全体の問題でもあり、私個人にしても直接、間接の影響はあるはずで、どうなろうが知ったことではない……とか言いたいのではありません。

でも、たとえば、よく聞くフレーズとして

「今日から、審議が始まります」
「与野党の調整が続いています」
「現在、~が論点になっています」

……とか、つまり決定に至る細かい過程について、いちいち聞きたくはないですけど……というような気分があるわけです。

ちなみに、ネット上で見たので、リアルタイムにニュースは更新されていきます。

関連するニュースだけを拾ってみると

・外国人材拡大法案 与党・維新が修正合意 見直し規定を短縮  16時56分
・外国人材拡大法案 野党6党派 衆院法務委の中止を申し入れ  16時49分
・外国人材拡大法案 受け入れ上限は分野別運用方針に明記 首相 16時18分
・外国人材拡大法案 衆院通過へ結束確認 政府・与党      15時08分
・外国人材 「特定技能1号」働いた期間は永住要件に含めず 首相 14時48分
・外国人材受け入れ拡大法案 衆院通過めぐり与野党攻防激化へ   4時47分

【以上はすべて「政治ニュース一覧|NHK NEWS WEB」より引用】

というふうに遡って見ることができます。

「……で?」

って思いません?

政治に関心がないわけではないが

一応弁解しておくと……私自身、政治にまったく関心がないわけではありません。

いや、違うな……。

たぶん、政治そのものにはほとんど関心がありません。

私が関心があるのは、その政治や政局の結果どういう法律が決まり、それによって社会はどういう影響があるのかということです。

つまり、

「別に、自分が審議や決定に参加するわけじゃないんだから……政治とか法律とか、それはもう代議士の方に任せているんだから、そっちでやっておいてください」

そして、

「決まったら教えてよ!」

……って思ってしまうのです。

国会

ただし、上記のようなニュースは、政治や政局自体に関心がある人にとっては必要なニュースです。

あるいは、私自身だって、仲間内で特定のニュースや、社会問題、いわゆる時事ネタなどについて議論したり、自分の意見を主張したりする場面はあります。

私、昔から「朝まで生テレビ」好きで、毎月見てましたし。

でも、それはたいていその時だけのことです。

考えてみると、政治のニュースというのは、何となく、野球やサッカーを観戦するような場合にも似ている気がします。

スポーツ観戦が好きな人にとっては、もちろん、最終的な試合の結果だけを聞かされても意味がない。途中経過を逐一見たいし、知りたいでしょう。

だから、一部の人にとっては、不必要なニュースとまでは言えない。

でも、ごくふつう一般の人にとって、国会の審議の経過や状況なんて、別に逐一知りたくもないです。

メディア・報道としての役割など

もしかしたら、メディアの役割として、報道の義務として、国民の知る権利を守るために……つまり政治を常に「ウォッチしている」必要はあるのかもしれません。

いや、それはそれで必要ですよね?

また、いくら間接民主制だとは言え、みんなが政治や国会で今議題になっている問題について、あまりにも無知、無関心では困るという面もあるでしょう。

よく

「まだ世論が煮詰まっていない」

というようなセリフも聞きますね。

それも正論と思いますが。

で、結局どうなったんだ?

まあ、だから私も、こういう「途中経過」をいちいち報道しなくていい、とは言いません。

別に嫌なら見なければいいわけですから。

……ていうか、本当はそもそもニュースなんてほとんど見てなかったし。

でも、ひとつ言いたいのは、逆にですけど、政治ニュースで

「はっきり決まった」

とか、

「今日から、法律こうなります」

といった、確定ベースのニュースって……あんまり記憶にないのです。

だいたい、本当に決まった時にはみんな、そんなニュースは忘れているから。

もはや視聴者、購読者の興味が薄れているから?

国会は、基本的に法律を作るところです。

ひとつの法律は、審議の末に、妥当な改善や修正を加えた上で「可決」されて、しばらくしたら「公布」され、予定された期日になったら「施行」されます。

私たちにとっては、その審議の過程や政策意図、与野党の力のバランスや政局の分析とか、それはそれで面白いかもしれませんが……。

それは、

「2回ツーアウトから出ました、走者一掃のタイムリーヒット」

とか言われているのと同じような感じです。

で、試合の結果どうなったんだと。

野球なら興味のある人だけ見ればいいようなもんですけど。

政治とか行政、法律や制度の話では、

「結局どうなったのか」

という情報は必須なはず……。

でも、日々たくさんのニュースが流れますけど、たとえば

「〇〇法が、来月から施行になります。すると、こういうことになります」

という種類のニュースなんてほとんど記憶にありません。

たとえば、さっき試しに、直近で施行された法律が何なのか知りたくて、ネット上で調べてみましたが、はっきり分かりません。もちろん、各ニュースサイトにもそんな情報はありません。

私が知らないだけで、実はちゃんと都度報道されているのかもしれないですが。

だれか、たとえば「これから施行される法律の解説専門サイト」とか作ってほしい。

(もしかして、メディアには露出しないけど実はちゃんとそういう情報が存在するのかもしれない……と思って探しましたが、私の検索能力では見つけることができませんでした)

でも、そんな私でも、少なくとも

「今審議中」
「審議ストップ」
「国会混乱」

……とかいうフレーズは、常に私の耳にも否応なく入ってきます。それなのに、

「本日より施行」
「今日からこうなります」

というニュースは、ぜんぜん目にしない。耳に入ってこない。

どうして自ら探しても出てこないの?

……これって、私の立場からすると違うような気がするのです。

平成32年(2020年)4月1日 民法改正法施行

平成29年5月に、民法の一部を改正する法律(平成29年法律第44号)が成立しています。実は、私も今検索していてたまたま知っただけなのですが。

で、これもうすぐ施行されることになってるわけですが、これって実際に施行される日が近づいたら(私の想像では)かなり大きなニュースにならないとおかしいと思います。

だって、民法は私たちの暮らしの基盤というか、前提になってる法律と言っても過言じゃない、個人的関係を総合的に規定する法律です。

それも、今回の改正はちょっと文言変えるとか、そんな末節の改正じゃないみたいです。債券関係の大幅な変更です。

施行までにはもう少し間があります。

それまでに、各メディアがどんな報道をするのか、ちょっと興味があります。

楽しみに「ウォッチ」したいと思います。