留学生の労働観

知ってます?

最近、コンビニとかファーストフード店とか、スマホや携帯ショップなどで働いているいろんな国籍の留学生の方。

東京など大都市圏ではもはや日常当たり前の光景になりつつありますよね?

で、人によっていろいろ思うところはあると思うんです。
お客様の立場でも、内部の働いている人の立場でも……。

それはいいんですけど、今のテーマに即して考察してみます。

留学生と日本人の労働観の違い

私たち日本人の一般的な感覚からすると、彼ら、彼女らって、ほら、労働観とか違うじゃないですか?

ある意味、すごく自分本位じゃないでしょうか?

接客にしろ、店内でのルールとか、責任感とか……決してほめられたものではないじゃないですか。

それに、注意されてもほとんど聞きません。

たいてい

「日本語よく分からない」

と言えば済むと思っています。

(もちろん、そうじゃない人もけっこう多くいます。念のため)

でもね、それってある意味、甘えてるんじゃないでしょうか?

依存的な人の特徴は、期待のしかたがおかしいこと

彼らは何に甘えているのか

そう、留学という選択をして、たぶんわけも分からず日本のイメージに縋り付いて、彼らは自分でもよく分かんないけどとりあえず日本に行けば何とかなる、って思って、やってきたわけじゃないですか。海を越えて。

だから、こっち(日本人側)から見ると、

「すごく甘えている」

ように見えるんです。

彼らはたぶん、日本に来たら、至るところで言われてるはずなんです。

「日本人はそんなに甘くはないぞ」

……という意味のことを。

でも、彼らを見てて思うのは、

「めげない」
「気にしない」

そして

「ほとんど聞いてない」

……ということです。

彼らはですね。

徹底的に日本に甘えている……ように見えます。

依存とは「甘ったれている」ということ

留学生の振る舞いに、自立と依存の関係を見る

背景を想像してみましょう。

留学生は大きく分けると

① ある程度の生活資金や学費の目途を立てて、本当に勉強目的で来ている人

② 日本に来れば、アルバイトなどで資金を賄いながら暮らすことができるという話を信じて来た人

の2種類に分かれますが、いずれにしろ、かなりの割合の人が、

「生活費などの一部を、日本で調達するつもり」
「日本語は、日本に来てから勉強すれば何とかなる」

……という前提で留学してくるのです。

そして、一部の留学生は日本に来てしまってから、学費や生活費を自力で捻出しながら学生生活も両立させるということが、実際には非常に難しいことであるという現実を知ります。

そもそも、ほとんど日本語の読み書きがまだ出来ないという状態では、アルバイトすらまともに採用される可能性がほとんどないということも、経験して初めて分かるのです。

ようやく何とか当座の費用を確保できるアルバイトなどの仕事が見つかったとします。そこで……かれらは(全員ではないですが)それはやっぱり必死になって仕事を覚えたり、日本語の勉強もそれは頑張るに違いない、と思うかもしれませんが、

「それは大きな勘違いです」

そもそも価値観、労働観が違います。

たとえば、一部の留学生は、仕事を覚えられないのはきちんと教えて、できるようにしてくれない職場の体制や指導する人の能力の問題であるというふうに考えます。

また、自分は日本語ができないのだから、日本人と同じように仕事ができないのは当たり前で、自分の責任ではないというふうに考えたりします。

あるいは、接客に関わる仕事の場合は特に問題が起こりがちです。

とにかく、彼らは周囲の人や職場やお客様に「自分が依存している」などと言う感覚はほとんど持っていません。

見ていて逆に清々しいくらいに(?)悪びれもせず我が道を行きます。

依存とは心理的な問題?

……彼らを身近に見ている日本人の側からすると、

「そんなの当り前だろう。考えが甘すぎるよ」

という印象を持つ人も多いのではないかと思います。

「郷に入りては郷に従え」

と言いますが、この言葉は日本国内でしか通用しないかのようです。

もちろん、中にはとても一生懸命頑張っているので応援してあげたくなるような留学生の方もたくさんいるのですが……でも、そもそもを言うと、そこまで他人に、しかも外国に来ていきなりそこまで

「依存できる」

と思っていることに驚く場合が多くあります。

そうです。

多くの留学生は、そもそも依存的なのです。依存する気満々なのです

彼らは、自立しようと必死になっている

でも、そんな留学生のほとんどが、たいてい同じことを言います。

「故郷の親には頼れない。頼りたくない」

と言うのです。

実は彼らは、日本に来る時点で、おそらくその意味ではかなりの覚悟と決心を持っているのです。

つまり、

「自立する」

つもりなんです。

または、日本に来れば自分は

「自立できる」

と考えているということです。

確かに日本は物価が高く、日本に仕送りしてもらうと相当の負担になるであろうことは想像がつきます。

しかし、そんなに無理してアルバイトをいくつも掛け持ちして、睡眠時間も削り、その結果、学校へ行ってもほとんど授業も聞かず居眠りしてばかりいるのでは、何のために日本にやってきたのか……。

傍から見ると、そんなだったら、親に実情をきちんと話して必要最低限の援助を求めるか、そうでなければ行き詰まる前に自国に戻って考え直すかするべきだというふうに見えます。

でも、それはしません。

そして、たいていの人が

「親には頼れない」
「親に負担をかけたくはない」

と言うところだけは頑として譲らないのです。

……これって、自立と言うのでしょうかね。

自立とは何か? その前に、依存とは何か?