目標設定は「目的」ではない

「思考は現実化する」

という名言があります。

仮に自分なりに何らかの目標設定をして、その日はそれで良いのですが……もしかすると、方法論が間違ってるのではないかとか、いずれ疑いの気持ちが浮かんできます。

その前に、今まず何をどうすることを自分に課しているのか

それは何のためで、それを続けていけばどんな状態に達するのか。

いったい何がどうなるのか?

目的、目標

この辺りの認識を、いちいち頭の中で辿らなくても「セット」あるいは「パッケージ」としていつでも瞬時に思い起こせるくらいに、明確で、端的な、整理された状態で自分自身にインプットし、それを常に維持するために……。

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目標設定とは、全体像をパッケージ化すること

目標設定とは、

「自分の目的を、その全体像をパッケージ化すること」

です。

それによって、目の前にある日々の

「今すべき作業」

への集中が常に可能となります。

これを曖昧なままやり過ごしているから、やる気がないような、集中しようともがきながら途切れ途切れな、口だけの有言不実行な毎日が繰り返されるのです。

あなたはそういう人に見える。というか実際そうなっている。

目標がなければ。

つまり、今重要なノウハウは

「自分がやりたいことの全体像を詳細に思い描き、自分なりに決定すること」

もあるが、その次に、

「それをいつでも想起できる容量の形としてパッケージ化する」

ということです。

それはふつう言葉を使って行います。

イメージングというような手法もありますが。

もちろん他の表現方法でも良いのですが、何かしらそういう形になっているものが必要です。

それが、たとえば「スローガン」であり、本来の「タイトル」「ヘッドライン」と呼ばれるものです。

あるいは、その一手法として「アファメーション」という手法がよく紹介されます。

とにかく、そういう「形」まで整理し、練って磨いておく。

「目標設定」とは、その作業のことを指すのであり、そのやり方に慣れることは成功の秘訣のひとつです

目標設定とは、目的を達する「手段」である

「目標」という言葉は、ふつう「目的」という言葉とほぼ同じ意味だと思われています。

通常はそれでも構いませんが、自分がある目的を達するという現実的な場面を想像するなら、実は

「目的→ 手段」

という思考パターンの中では、目標はどちらかというと

「手段」

の範囲に含まれるものです。

目標=目的、ではない

目的を達する手段のひとつとして、目標はあるのです

目標、というのは英語では「ターゲット(Target)」と言いますよね?

自分が、狩りをするハンターだとイメージしてみてください。

ターゲットとは、そこでは「獲物」という意味です。

あなたが今、そのライフルで撃ち殺そうとしている、獲物です。

目標とは、それです。

しかし、あなたの目的は何ですか?

たとえばそれは、

「今晩の食事にするため」

かもしれません。

あるいは、単に獲物を撃つことそのものが目的かもしれませんが。

……いずれにしろ、あなたは目的を最初から持っています。

その目的と、今狙っている「獲物」とは、違います

獲物は、ウサギだったり、鹿だったり、熊だったり……です。

何であれ、それは、つまりその獲物は、あなたの直接の目的じゃありません。

目標は、あくまで手段なのです。

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