インプットとアウトプットはもちろん両方大事です。

多くの人は、どちらかというとアウトプットのほうが苦手、または、インプットばかりしているがアウトプットが不足している……と言われることが多いです。

アウトプットの方法を究めれば、成功する

潜在意識は、常に情報を探し続ける

自己啓発本でしばしば言われることですが、

「あなたの潜在意識は、あなたが強く意識した思考や願望に従って、それに合った情報を常に探し続けてくれる」

という考え方があります。

最近の言い方だと、この仕組みはよくネット検索にたとえられます。

要するに、私たちは何かを知りたい場合、Googleなどの検索エンジンを使います。

ある特定のキーワードやフレーズを検索窓に入力することで、見たい情報を引っ張ってくるわけです。

それと同じことが、自分の頭の中、脳の中でも起こっているということです。

これはイメージしやすいですよね?

たぶんそうなんだろうなあ……と思います。

潜在意識が、情報を探してくる場所は?

その、潜在意識が必要な情報を探してくる場所というのは、説によって、過去の記憶からだったり、集合的無意識からだったり、宇宙の偉大なる叡智であったりアカシックレコードだったりします。

私自身は……あんまりスピリチャル系のほうには関心がないので、

「どうやって宇宙とかから情報を持って来るんだ?」

と、そこは少々ついていけないところもあるのですが……しかし、

「私たちが特に意識して行わない間でも、自分がいつも気にしていることに関連するような情報のほうが、目に止まりやすいだろう」

という部分に限れば、至極妥当な考えだと思えます。

本にもいろいろ例が挙げられていることがありますが、私も実際、自分に息子が生まれてから後、街で小さなお子さんを連れて歩いていたり、ベビーカーを押しているお母さんがすごく多いことに初めて気が付いたのを覚えています。

たしかに、それまではぜんぜん意識していなかったので、たまに見かけるなあ……という程度だったのに比べて、今はすごく多く感じます。

なので、別に宇宙のどこかから引っ張ってくるのかどうかは別として、単に目の前にいつもある、ありふれた景色や物のことだけを考えても、

「意識していることの関連情報は集まりやすい」

というのは確かに事実だと思えるわけです。

でも、自分の毎日を振り返ってみると……

これについて、成功法則や自己啓発本の中でいつも強調されるのは

「だから、自分の目標や目的意識を明確にする必要がある」

という話です。

これはこれで、その通りでしょう。

先ほどの例で言えば、こちらが適切な検索ワードを入れない限り、Googleは適切な検索結果を表示してくれないわけですから。

たとえば、漠然とした、どうにでも取れるようなワードを入力したら、自分が見たい検索結果は上手く表示されませんからね。

それはそれとして。

最近自分で、ちょっとヤバいな……と感じたことはですね。

言ってみれば、

検索範囲がいつも限られていたら、同じ検索結果ばっかり出てくるじゃん!」

ということのほうです。

こっちのほうが問題です。

同じ情報の範囲にいたら、同じ情報しかインプットできない

だって、私たちって、気付けば毎日ほとんど同じことばっかり思考してません?

毎日同じ環境にいて、同じ人と会い……すると、毎日同じ感情を抱き、同じ願望を抱くことになります。

気分の良いものであれ、悪いものであれ。

「この人、本当に良い人だな」
「彼っていつも素敵だわ」

とか。

「あいつは、何でいつもこうなんだ!」
「彼女、もうちょっと〇〇だったらいいのに」

とか。

私自分で気が付いたんですけど、

「あこれ、昨日も同じこと思ったよな?」

って。

同じ循環にいて、同じ結果が繰り返される。

同じ仕事をして、同じ経路で家に帰る。

同じものに囲まれて、だいたい同じ時間に寝る……。

これでは必然的に、だいたい同じ感情を抱き、同じ思考の流れを辿ります。

……これっていうのは、つまり私たちは常にだいたい同じ情報と、同じ思考しか得ていないってことです

毎日毎日、同じ検索結果ばっかり見てるってことです。

意識的にインプット範囲をずらさなければ!

あなたの脳が勝手に必要な情報を収集するように働いたとします。

しかし、毎日同じ人に会い、同じような会話をし、同じ場所で同じ業務や活動をして、同じような時間を過ごすことを繰り返しているということは……当然、脳にはほとんど同じ情報しか入っていません。

つまり、そもそも検索範囲がごく限られており、これではいかに潜在意識が意欲的に働こうとしたところで、ほとんど何も見つからないでしょう。

その意味でも、やはり積極的に環境を変えることや、いつもと違う行動をあえて選んでみる、あるいは、思考する内容にしてもですね……いつも考えないようなことを考える機会をたくさん作る必要がある。

これも、こういった行動が多くの成功法の中で有力な手段としていつも挙げられる理由のひとつではないかと思うのです。

で、インプットされる情報を一気に大きく変える方法とすれば、

① 環境そのものをがらりと変える

というのを真っ先に思いつくでしょう。

転職する、あるいは転勤を申し出るとか。

あるいは、知らない街に引っ越してしまう。あと、思い切って結婚する(あるいは、言ったら何ですけどその逆)。

とは言え……単にインプット範囲を変えるためだけに、そこまで大きな決断はできない、という場合に、まず思い付くのはやっぱり

② 本を読むことですね

これは、意図的に狙った情報を仕入れるにはやっぱり一番効率もいいし、手軽なので。

または、ちょっと勇気が必要かもですが、ふだんの行動の中で

③  最も「自分らしくないこと」をやってみる

たとえば、同じ職場だとしても、別の業務をやらせてもらえるように申し出てみるとか、あまり知らない人を誘って食事に行くとか。

あと、映画を選ばずに行き当たりばったりで見たり、テレビでも、いちばんつまらなそうな番組を見るとか、目的もなく、行ったことのない場所へ行ってみるなど……ふつうだったら絶対やらないだろうな、と感じることをあえて試してみる。

そうすれば、強制的にインプットされる情報は変わります。

もう一つ、

④ 思考のほうから変える

多くの成功法則に出てくる「アファメーション」や、あるいは「自分の願望を定期的に読み上げる」という習慣ですが、この主要な目的は、当然

「自分の願望や目的を明確にすること」

と言えますが、もしかするとそれだけではなくて、毎日毎日同じ行為と行動と、同じ思考を繰り返してしまいやすい人にとっては、

「この循環を断ち切る」

という副次的な効果もあると思われます。

仮に環境そのものはまったく変えられないとしても、それによって自分の思考の循環に変化を起こすことができれば、それに従って行動や選択も少しずつ変化し、結果的にインプットされる情報も変化していく可能性があるからです。