少し前、断捨離がブームになりましたよね?

いわゆるスキルやノウハウといった目に見えないものについても、その考え方を当てはめることができるのではないでしょうか?

部屋の片づけや整理整頓に断捨離という考え方が有効なように、それは「情報」とか「知識」にも当てはまるようです。

また、いわゆる「ノウハウ」といったものもそうです。

「真実」に辿り着きたかった

人間は成長過程で、知識や情報に関して最初は

「唯一絶対最優先の、たった一つの法則」

みたいなものを探し求める傾向があると思います。

大げさに言えば、この世の真理みたいなものがどこかにあって、求め続ければいつかそれが見つかるかもしれないというような感覚です。

そのために多くの知識を貯め込み、情報をかき集めているのだというようなイメージです。

それで、常にあれもこれも、あれも足りないこれも足りない……と感じます。常に圧倒的に未知の部分が多く、不足している感覚から抜け出ることができません。

ただ、どこかの段階で今度はそれが息苦しくなってきます。

もう、すべてを投げ捨ててしまいたいような、すべてが無意味であったような……そんな気持ちになってくるのです。

で、実はこの両方がおそらく不毛なのです。手抜きしているとも言えます。なるべく物事を単純にして、かんたんに、手っ取り早く成功したいという子供っぽい願望です。

ノウハウミニマリストを目指す

大切なことというのは複数あります。きっとたくさんあるでしょう。

でも確実に言えることは、一般的に大切だと言われていることをすべて今すぐに実行しようと努力していたら結局どれも中途半端になって何も始まらないってことです。

だから私も

「断捨離しなければ」

と思いました。

知識や情報に関してです。

となると、断捨離の鉄則はとりあえず不要なものをできるだけ処分することだなと。

ただし、ノウハウや情報という場合、いったいどういったものが不要と言えるのかと考えました。それで私が思ったのは、まず

「自分がしたいことに直結する事柄は重要度が高い」

と決めることでした。

それ以外のことは後でいいや、いったん放っておこう……と考えることにしました。

それだけでも、少なくともそれに無関係なことや、優先度の低いことに自分の頭や心や時間を使わないようにすることができます。

もちろん、まだまだ時間が足りない、やりたいことをする時間がぜんぜんないよ……って今でも思います。思ってますけど……とりあえず自分にあんまり関係ないことに自分の意識や思考を割くことだけはもうやめようって決めてる分、以前よりは少しだけ空白時間や隙間時間をうまく使えるようになってる気がします。

そして、以前よりかなり気が楽です。

昔だったらボーっと物思いに耽ってたその時間を

「おっとまた、こんなことしてる場合じゃないって」

と自分で気が付くようになりました。

あるいは、時間が空いたけど何となくやる気が起きなくて

「何か目新しい情報はないかなあ」

などとネットを漁る時間も少し減りました。

……減ったと言っても時々やってますけど。

しかし、これでもけっこう私の中では進歩だと思っているのです。

特にいわゆる

「ノウハウ」
「テクニック」

と言われるものについて意識することが多くなりました。

今使うものだけを選んで調べたり取り入れたりするようにしています。

「何かの役に立ちそう」

と思っても、あえて捨てるのです。

本当に必要になったら、必ずまた目の前に現れるはずだと信じて……きっぱりスルーする感覚です。