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ビギナーズラック
みなさんはどんなきっかけでFXを始めるんでしょうか?
私がFXを始めたのは2019年の年末です。
前にも書きましたが、きっかけはウチの子供がやりたいと言い出したからです。
おそらく、もし子供に誘われなかったら、私は一生FXなんてやろうとは思わなかったでしょう。
そして、実は最初は、なぜかそこそこ勝っていたのです。
もちろん投資額が微々たるものだったので、大した額ではありませんが、少し増えたので嬉しかったです。
たぶんですが……このような経験をする人は意外に少なくないだろうと思います。
FXって、始めたばかりの最初の頃は、かなりの確率で勝つんです。
これはある意味では当然なのかもしれません。
だって、FXというのは、まったくあてずっぽうにやった場合の勝率が、単純に
「ほぼ50%」
だからです。
とにかくFXを始めてしばらく私は、毎晩子供といっしょにチャートを見ながらいわゆるスキャルピングをして、一喜一憂していました。
しかし、そのうちに子供のほうが早々に飽きてしまいましたので、私は仕方なく一人で晩酌をしながらちまちま細かいスキャルピングを続けていました。
まあ、それでも別に嫌ではありませんでした。大した額ではないとはいえ、それでも少しずつ勝っているということがモチベーションになっていたように思います。
もちろん当初は自分でも
「なぜ勝てたのか?」
は分かりませんでした。つまり再現性のない単なるギャンブル、いわゆるビギナーズラックに過ぎなかったわけです。
勉強するほど負ける
ところが、ある日、それは起こりました。
つまり……大負けする日がやってきたのです。
いつものように、ある程度のところで損切りすればよかったのでしょう。
しかし、たぶん多くの人が経験することだとは思いますが……その日に限って
「きっと戻るに違いない」
という『直観』が働いてしまったのです。
そして私はFXを始めてから初の『大敗』を喫しました。
今までチマチマ貯めた証拠金が一気に半減しました。
……しかし、実はこれ自体は大した問題ではありません。
それよりも問題は、悪いことに私は、この時から
「FXの勉強」
を始めてしまったのです。
つまり、FXに関するサイトやyoutube動画などを閲覧して、トレードの基礎的な考え方やチャート分析の知識などを得ようと考え始めたのです。
正直言って、内容に関しては面白かったです。
知識が増え、いろいろな考え方に触れることができたので楽しい気分にもなりました。
ただし……ここが重要ですが、そうやって基礎的な、常識的な知識を身に着け始めるとともに
「私はまったく勝てなくなりました」
もちろん日々の細かいプラスマイナスはありましたが、全体的に見て、サイトや動画で説明されている知識やトレードのコツみたいなものを意識してトレードすればするほど、目に見えて証拠金残高が減りだしたのでした。