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「リフレクション-内省の技術」 を読んだとき思ったこと

1 リフレクションとは

リフレクションとは一般には「反射」。哲学や人材開発業界では「内省」を意味する。

2 リフレクションは「反省」ではない

一般的に言うところの反省というのが悪い結果や欠点に関して考えることであるのに対して、リフレクションは「自己の内面の観察」や「成長、学習機会を見出すこと」そのものに重点があるようだ。

3 内面のリフレクション

現在の課題(望む結果が得られない原因)を生み出している自分の思考に気付くことが必要。たいていその思考は過去の成功体験からきている。表面的には「行動を変えたい」と感じていても現実に行動を変えられない場合、そこには必ず「自分の行動を変えないほうが望ましい(主観では)正当な理由」が存在する。それを明確に意識の上で理解することが重要で、そこに至らなければ内面のリフレクションが十分とは言えない。

4 アンラーン(unlearn)とは、過去の学びを手放すこと

単に「ねばならない」という思考レベルで自分の行動を変えようとしてもうまくいかない。アンラーンが難しい理由は物の見方に紐づいている「感情」を自覚し、その感情を手放す必要があるから。そこをすっ飛ばして意見だけを変えても、新しい見方を身に付けることはできない。

5 リフレクションという言葉だけは覚えておこう

リフレクションの具体的な手順や方法論も本書で比較的詳細に説明されているが、おそらくほとんどの人が「何の問題も感じていない時に」これを活かすことは困難だろう。

何か具体的な問題が起こった時、自分の目標に関して大きな障害が現れたときや、過去のやり方が通用しない時にこそ……「リフレクション」という言葉を思い出して本書のページを再度めくるべきだと思う。

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