成功する。

 

成功したい。

 

そう思っていることが間違いな気がすることがあるのです。

 

 

成功を望めば望むほど……

 

「私は、失敗するだろう」

という気持ちがどこかにあるわけです。

リバース

 

実は、人生全体として考えたとき、失敗したか、成功したかというのは本質的なことではありません。

 

その時、その時の。

時に成功したように感じたり、時に失敗したと思うとき。

それは存在します。

 

ただ、ひとつ抽象度を上げてみれば、その俯瞰する全体が成功だったかどうかというのは、むしろ、個々の成功と失敗の区別とは無関係にそこに現れてきます。

 

よく、たとえば

「自分が死ぬ寸前に、ああ、この人生は本当に幸せだった……充実した、良い人生だった」

と、心から言えるような人生こそ「成功した人生」だと言えるのだというような話を聞いたことがあるでしょう?

 

……ただ、それはですね。

個別の一つひとつの事案に、成功し続けてきたということを指すわけではないのです。

 

今、その時、その時においては明らかに失敗だったと感じているようなことが、人生の最後の瞬間には、

「自分の人生の成功」

を作り上げたひとつの経験として、光り輝いているかもしれないのです。

 

「成功」とは、つまりはそのようなものなのです。

 

……ただし。

それを先に知ろうとして追い求めることは不毛です。

 

なぜと言って、

「その時、その瞬間に本気で、全力で追い求めた」

という前提がなければ、そのようには感じないからです。

 

だから、

「失敗を恐れるな」

と、すべての成功法則がそう教えるわけです。

 

逆にもし、失敗を恐れ、失敗を回避した結果、その瞬間には

「うまく行った」
「これで良かったんだ」

と感じることがあったとしても、それは人生全体において俯瞰した時には

「失敗」

のほうにカウントされてしまうこともあり得るわけです。

 

失敗を恐れる気持ちがあるのは、正常なことです。

ただ、このことを良く考えてみるべきです。